どーも!1歳の娘の子育て奮闘中のアラ40ぱぱです。
私は過去に上場企業の飲食店部門で店長からマネージャー、統括マネージャーをしてきました。15年近く働いていたので累計で1,000人以上の部下(アルバイトも含む)と仕事をしてきたことになります。
働くスタンスとして、上司部下というより一緒のお店を作る仲間という形で関係を作ってきたので、退職した今でも当時の仲間と集まったりして情報交換や愚痴を聞いたりしています。
当時のアルバイトが今では立派な社会人になり、確固たる自分の意思を持っている姿を見ると人って成長していくんだなと思い知らされます。
今回の話は交通事故を起こしてしまった人から聞いた話です。
(身バレしてしまうと迷惑をかけてしまうので、分からない範囲でフェイクも入りますのでご了承下さい)
本記事を読んで「チャイルドシートは絶対につけよう」と思ってくれると嬉しいです。
油断と交通事故
事故を起こしてしまった主婦(Aさん)から聞いた話です。
Aさんの娘(Bちゃん)は2歳ごろからチャイルドシートを嫌がるようになったそうです。いつもは時間がかかってもチャイルドシートに座らせていました。「駄目だよ」と言い聞かせてチャイルドシートに座らせるようにすると泣きながらでもBちゃんを何とか座ることができていました。
でも、この日は違いました。
機嫌が悪く、何度言っても暴れまわります。夫が帰ってくる時間も迫り、晩御飯を作らなきゃと焦ってもいたそうです。
スーパーで買い物をした帰りで家まで2キロぐらい、時間にすると10分ぐらいで着いてしまうという事もあり「大丈夫だろう」と油断してしまいました。
助手席に座らせ車を走らせました。
警察に見つかったら困るなと自分の事ばかり考えていたそうです。
Bちゃんが危険な状態にあるとは思っていませんでした。
あまり車の通らない交差点、Aさんは直進で右に曲がる対向車がいたそうです。交差点に差し掛かった時、Bちゃんが急に大声で泣きました。わき見をしたつもりは無かったそうですが、気をとられたのでしょう。
対向車が強引に曲がってき来ました。
Aさんは気づきませんでした。
そして対抗車と衝突しました。
Bちゃんはフロントガラスに頭をぶつけ動かなくなっていました。
「Bちゃん!!」
Aさんはチャイルドシートをつけなかった事を後悔しました。
涙があふれて、どうしたら良いのかパニックの状態でした。
警察や救急車を呼ぶという普通なら分かることもできませんでした。
その直後、
Bちゃんは大きな声で「えーん」と泣き叫んだそうです。Aさんが後悔して泣いてパニックだったのはほんの一瞬でした。ほんの瞬間にいろいろな事が頭を駆け巡ったそうです。
奇跡的にも対向車も含めて大きな被害がなく、「幸いにも良かった」という話になっていました。
本当に幸いにもです。一歩間違えばという事もありました。
事故は気を付けていても避けることができない場合があります。注意しましょう。
私の家の場合
私の家は娘が1人いて、今は1歳5か月です。たまに妻側の祖母が遊びに来てくれて、娘の遊び相手になってくれています。
すごく助かるのですが、チャイルドシートに乗せないことが多々あって、なかなか言えず困っています。
娘がチャイルドシートに乗るのを嫌がって泣いていると「可哀想だから私が抱っこしていくよ」と言うのです。チャイルドシートに乗らないリスクは命をかけるという事です。
「事故にあったら死ぬかもしれないけど、今泣いているのは可哀想」、勝手に命をかけられる娘のほうが可哀想じゃないでしょうか。
また「少しだから大丈夫だよ」ともいうのです。
何がどう大丈夫なのでしょうか。しっかりと安全に気を付けていても後ろから追突されることもあります。ハイスピードで追突された場合、10キロもある子供を腕で支えられるのでしょうか?
10キロのお米が急に天井から落ちてきたら、受け止められますか?
無理でしょう。そうすると娘は吹っ飛んで行ってしまう事となります。
少なくとも祖母に悪気はないんです。
自分が子育てしていた時はチャイルドシートは無く、それでも問題は無かった経験があるんだと思います。
子供と遊んでくれてすごく助かっています。
しかし、今度ちゃんと言わないといけないと思ってます。
警察庁の資料では「6歳未満のチャイルドシート使用は66.2%」だそうです。チャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約16倍にものぼるそうです。
「めんどくさい」「泣くから」「大丈夫だろう」などの理由でチャイルドシートを付けない人が減るといいなと思って記事を書きました。